悪質な海外通販サイトのトラブル対応

(3)その他の支払い方法で支払った場合のアドバイス

1.代引き(代金引換)の場合

1)まだ支払っていない場合

商品が到着した際は、配送事業者へ事情を説明し、受取りと代金の支払いを拒否する旨を伝えて荷物を持ち帰ってもらいましょう。その際、荷物に貼ってある配送伝票を撮影し、その画像を保管することをお勧めします。

その後、販売事業者より商品の受領と支払いを求められても、はっきり断わることが大切です。

2)支払い済みの場合

配送伝票に荷物の発送会社などの連絡先(電話番号やメールアドレス)が記載されている場合は、そこに連絡して、返品や返金を求めてください。

また、代引きサービスを提供している会社(収納代行事業者)や配送事業者に相談をしてみましょう。ただし、これらの事業者は商品の売買契約の当事者ではありませんので、対応を行うかどうかは各事業者の判断となります。

2.その他の支払い手段の場合

決済サービス事業者の制度の利用

その他の決済サービスを利用した場合、商品が届かないなどのトラブルに対して、事業者が独自の補償制度を設けていることがあります。利用した事業者がそのような制度を設けているか、決済サービス事業者のウェブサイトを確認してみましょう。補償制度が適用されるかどうか不明な場合は問い合わせてみましょう。

3.商品到着時の注意点

注文した商品に相違ないかを必ず確認しましょう。問題があれば、問題点を説明できるよう、すぐに商品の写真を撮り、商品は使用せずに保管してください。上記を参考に、販売事業者およびカード会社に連絡してください。