海外旅行先で、買い物などをした際に、
「商品代金以上の金額を追加で請求された」
「無理やりクレジットカードで支払いをさせられた」
「飲食店で高額な代金を請求された」
という相談が寄せられています。

旅行先でトラブルになった場合は、できるだけ早く、現地で解決に向けた行動を起こすことが不可欠です。 日本に帰国した後からでは、解決は非常に困難になります。

根拠のない追加請求はきっぱり断り、後日返金するなどと言われても支払いは控えましょう。クレジットカードで無理に高額な支払いをさせられた場合は、レシートやクレジットカードの支払明細などの証拠資料を持参して現地の警察署に状況を説明し、被害届を受理してもらいましょう。その上で、すぐにクレジットカード会社の顧客窓口に相談しましょう。

買い物以外でも、リゾート地などで、リゾートホテルの会員権やホテルのタイムシェアの勧誘を受け、契約したが、解約したいなどの相談が寄せられています。
これらの契約の多くは不動産の購入契約を含み、契約金額も高額です。事業者から提供された契約書等を良く読んで十分理解したうえで、契約するかどうかを慎重に判断してください。次のページも参考にしてください。

また、日本で海外旅行先で利用するレンタカーを予約し前払いしたものの、現地店舗で十分に理解しないまま契約書にサインし、後で追加料金を請求されたという相談も寄せられています。英語の契約書であっても、内容をしっかり把握してからサインするようにしましょう。次のページも参考にしてください。